予防診療科

予防の相談

大切なご家族を病気から守るために

わんちゃん・ねこちゃんの健康を守るためには、
「病気になってからの治療」だけでなく
「病気を防ぐための予防」がとても重要です。

動物たちは具合が悪くてもなかなか言葉で伝えることができません。そのため、定期的な健康チェックやワクチン接種、寄生虫の予防が健康寿命を延ばす大きなカギとなります。

当院で行っている予防医療

健康診断

年に1回の血液検査や尿検査などで、早期の病気の兆候を発見できます。シニア期(7歳以上)の子には半年〜1年に1回のチェックがおすすめです。

ワクチン接種

感染症から守るための予防接種を行っています。犬・猫ともに年齢や生活スタイルに合わせた接種スケジュールをご提案します。
  • 犬:混合ワクチン、狂犬病ワクチン
  • 猫:混合ワクチン、白血病ウイルスワクチン など

ノミ・マダニ・ フィラリア予防

地域によってリスクが異なりますが、当院では通年予防をおすすめしています。お薬の種類(おやつタイプ、滴下タイプなど)もご相談ください。

避妊・去勢手術

望まない妊娠を防ぐだけでなく、将来の病気(乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、前立腺肥大、精巣腫瘍など)のリスク軽減にもつながります。

Q&Aよくあるご相談

予防診療科について、よくいただくご質問を紹介いたします。

Q
お昼の予防診療の時間に、ついでに体調のことも診てもらえますか?

お昼の予防診療は、体調に問題のない子の予防診療やケアを対象としたお時間です。体調にご不安がある場合は、通常の診療時間内にご来院ください。

Q
予防接種だけなので、できれば待たずに済ませたいのですが可能ですか?

当院では、予防診療とケアのみをご希望の方に向けて「お昼の予防診療」の時間をご用意しております。診療の混雑を避け、スムーズにご案内できるお時間帯ですので、ぜひご来院ください。

Q
健康診断はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

若いうちは年に1回、シニア期(7歳以上)の子には半年〜1年に1回のチェックがおすすめです。病気の早期発見に役立ちます。

Q
フィラリアやノミ・マダニ予防はいつから始めればいいですか?

フィラリア予防は地域により異なりますが、一般的に5月〜12月ごろまでが必要です。ノミ・マダニは年間を通じて予防することを推奨しています。

Q
ワクチンは毎年打つ必要がありますか?

一般的には毎年の追加接種が推奨されていますが、生活環境や年齢、健康状態によっても異なります。抗体価検査なども含め、個別にご相談ください。

このような疑問にも、丁寧にお答えします。
わんちゃん・ねこちゃんに合わせた
「その子だけの予防プラン」
を一緒に考えていきましょう。

MESSAGE

予防は「今の健康を守ること」、
そして「未来の病気を防ぐこと」に直結します。
元気なときこそ、病気の芽を早めに見つけるチャンスです。
わんちゃん・ねこちゃんと、少しでも長く健やかに過ごせるように、
定期的な予防相談をぜひご利用ください