行動診療科

しつけの相談

問題行動の背景には「心」や「病気」が隠れていることもあります

「吠える」「噛みつく」「トイレができない」「留守番ができない」……
わんちゃん・ねこちゃんの行動にお困りの飼い主さまは少なくありません。
その背景には性格や環境だけでなく、ストレスや不安、さらには病気が隠れていることもあります。
当院では、動物行動学にもとづきご家族の日々の生活に寄り添いながらアプローチしていきます。

しつけでよくあるご相談内容

  • 無駄吠え・警戒吠え・要求吠え
  • 猫の粗相や家具での爪とぎ
  • 噛みつき・威嚇
  • 物音や来客に極端におびえる
  • トイレの失敗
  • 多頭飼育でのトラブル
  • 留守番ができない・分離不安
  • 子犬・子猫の社会化について

行動の問題は、「しつけの失敗」ではなく「困っているサイン」かもしれません。

お気軽にご相談ください。

Q&Aよくあるご相談

行動診療科について、よくいただくご質問を紹介いたします。

Q
どのくらいで改善しますか?

一概には言えませんが、問題となる行動が出てから長い時間が経っていたり、その子のもともと持っている素質がその行動に大きな影響を与えている場合は、改善までに多くの時間と労力を要する場合もあります。また、完全にその行動をなくすのが難しい場合は、ご家族とご相談の上許容できる程度までの改善を目指すこともあります。

Q
改善に向けてどんなことをするのですか?

問題となる行動の詳しい内容や生活状況をお聞きした上で、その行動が出にくいように生活環境を整えたり、必要なトレーニングをご提案します。場合によっては内服薬やサプリメントの併用をお勧めする場合もあります。

Q
無駄吠えや噛みつきの相談もできますか?

はい、行動診療科にて対応しております。困った行動が見られた際の対処の仕方によっては悪化してしまったり、時間経過とともにその行動が改善しにくくなることもありますので、なるべく早くご相談ください。

MESSAGE

問題行動は「性格」や「しつけのせい」ではありません。
その子が困っているサインであることがほとんどです。
早めにご相談いただくことで、症状の悪化を防ぎ、
ご家族との絆を深めるきっかけにもなります。